どうなる年収の壁と求人事情

2024.12.11

年収の壁

どうもご無沙汰しております。たこまる大原です。

数年前から学生が所得を気にして働き控えをしているなとは思っていましたが、いよいよ今年2024年の10月の最低賃金の更新によって「うわーこれますます加速しよるな」と思っていたら、先日の衆議院選挙から年収の壁がテーマにのぼって改善の兆しがあるのかな?と期待をしたり落胆をしたりで振り回されておりますね。

兵庫県の最低賃金は1052円となりましたので、まあキリよく1060円から募集する流れになりますけれども、尼崎に関しては大阪の最低賃金(1114円)に引っ張られる傾向にあります。
尼崎在住の大学生がアルバイトを探す際に、地元志向が強い子だと「尼崎1060円/大阪1120円」でも尼崎を選んでくれますが、やはり通学の帰路途中に大阪でアルバイトしようともなりますし、そうなれば1120円からと言いますが同じ飲食であれば1200円て数字も目に飛び込んできますよね。

ということでなんだかんだで、たこまるも1100円スタート(研修1060円)で1180円までの昇給を設定しておりますが、当然22時以降の深夜手当が入ると、それぞれ1375円~1475円となるわけです。

今の若い子からすれば当たり前でしょうし、当然支払うべき賃金ではりますが、古い価値観を持ってしまっている自分からすると時給1500円に届く金額には驚くばかりです。

もうこのあたりを今さら掘り返しても気が滅入るだけなので、ぐちぐちは言いませんが、やはり働き控えだけはなんとかならんかとは思うわけですよね。
せっかく時給も最低賃金に沿って設定したのに、学生さんは所得税の扶養から外れる限界値を気にしてシフトに入れないという状況なのでなんだか本末転倒だなあと思うのです。

とはいえ、こちらもお上が決めることなので自分がうだうだ言っていても何も動きはしないので、ただただシフト表をにらめっこするばかりです。
(シフトは僕が作ってるわけではないので、偉そうには言えませんが)